一般的にはほとんど知られておりませんが、慧真導気功術の細やかさの観点から体を観察しますと、原因不明の病気にも必ず具体的な問題が見えて来ます。
気功といいますと、病気の原因は気の乱れだとか、気血の流れの悪さなどと表現し、気の流れなどを改善すると、どんな病気も治ると言われております。
ですから、病は気からともいいます。ここで、気の専門家である慧真導気功術があえて病の原因をお話しますと、病の原因は気の乱れではありません。病の本当の原因は、ほとんどのケースで生活習慣の乱れです。
どんな手法で気の流れを改善をしたとしても、生活習慣の乱れを改善しない限り、必ず不幸のどん底に落とされます。
病気には、現代医学で残念ながら、改善の手法が発見されていない病もたくさんあります。
では、現代医学で改善出来ない問題には、どう対処すればよいのでしょうか。こんな問題にぶつかった時、人々はなす術がなく、私ども慧真導気功術の立場から見ても、とても不可解な選択をされる方も少なくはありません。
ですが断言出来ます。原因のない病気など存在しておりません。つまり、原因を探せないことに問題があるのです。だからといって、抽象的な表現ではいけないのです。確かに気功には、あまり知られていない効果や効能があります。
だからといって、原因不明の病を治せるはずはないのです。確かに偶然のような効果を期待するのであれば、この考え方でも良いのかもしれませんが、やはり、病気を根本的に解決するためには、必ず原因の追究(病のメカニズムの解析)が何よりも重要としなければいけません。
現代医学で解析が出来ないからと言って、世の中の人々のすべての方が解析出来ないわけではありません。ただ、本質的な言葉に耳を貸さない方々が多過ぎるだけなのです。
病気には必ず原因があると申しましたが、慧真導気功術ではどのように解析するのでしょうか。
それは、意外と簡単な発想からスタートします。まずは、健康体と不健康体(原因不明の病気を含む)との違いを探すことです。当然、パソコンのモニターを穴が開くほど見ても、この場合の違いを探すことは出来ないかも知れません。
人の体を観察することでしか、見えて来ない『違い』を見つけ出し、体の変異を発見しなければいけません。体の変異の発見が出来れば、必ずその違いの理解レベルまで科学的に分析します。
つまり、健康な体と不健康な体とでは、体のラインや形状に必ず違いが生まれます。まずは、ここから問題解決の科学的アプローチが始まります。検査器機がなくとも、科学的な思考は可能です。科学的アプローチとは、必ずしも科学機械に頼ることだけではありません。問題解決が出来ない医学の問題は、こんな初歩的な思考に回答があります。