慧真導気功術は、伝承の気功から生まれた気功ではありません。人の持つ心の世界における、とても深い領域の理解から生まれた気功です。
慧真導気功の操作の基本は、自分の意識である潜在意識のコントロールが基本となります。気とは潜在意識と顕在意識を統一することで生まれる、意識エネルギーです。
一般的には、伝承の中で一定の訓練と、流派ごとの特殊な訓練で作り上げていきます。特に従来の気功では外気功と呼ばれている気の操作には、健康体操的な気功とは別扱いされてきましたが、最近の日本では本格的な気功を取り扱える方が増えて来ました。
また、本格的気功ではイメージが重視される場合が多いですが、慧真導気功術では抽象的なイメージの導入はしません。あくまで具体的な事実に基づく意識を重視します。このことは、必然的にあらゆる知識の蓄積が有効となりますから、気に関わらず生活力や仕事の能力、時には料理の腕まで関係してきます。勿論、気を作り出す人間のあらゆる心が関わりますから、人間としての優しさや実直さなどが重要となりますし、ごまかしが効かない気功術となります。
慧真導気功術を本格的に学ぶには、初めに 『素直さ、優しさ、継続力、行動力、リーダーシップ力等』 が重要です。
さらに進めるためには、人の体と心について詳しく知っていく必要があり、そのためには分析力や観察力、現状把握力などが、誰よりも求められてきます。習ってから知るのではなく、習う前に知る必要があります。
例えば分析も、見た瞬間に分析が終わっている必要が多くの場合において求められてきます。
こんな訓練を、長年に渡り経験を積む、これが慧真導気功術ですからその完成には、その人の一生涯の実りある人生が必要です。
慧真導気功術の目的は、人の未来の発見にあります。治らない病気の人がいる限り慧真導気功術は続きます。