私が発見した “気” の世界では、“気の種類” が無数、無限大に存在し決して一種類ではありません。
当然、その気の出し方や、取り扱い方法が異なることは言うまでもありません。
“気” を一種類だと思われている方々とは、その奥行きも全く次元が異なります。簡単にお話しますと、気の細やかさや密度なるものがまったく異なるのです。気は粗い気から、細やかなる気まで無限大に存在しているのです。
つまり、気を取り扱う(学ぶ)時、今自分がどの領域あたりなのかを意識する必要があります。
慧真導気功術の入門者や初心者の人は、初心者としての領域における一段目ということを意識すると良いのです。
この領域の人にとっての気の段階としては、この領域ごとの無数、無限の段階があるのだと考えると良いでしょう。
実は、指導員クラスの人たちとはこの、細やかさや密度の領域が異なり、ひとつの体験からの吸収出来る領域が異なるのです。
簡単に話しますと、見えているものから感じ、受け止めた段階での広がりや深さが考えられないくらい違ってくるのです。ですから、その分、初心者の方々は気を配らなければいけません。気を配ることでしか埋まらないのです。当然、お客様のように構えて座られていても何も進みません。
単純に、何かを何らかの方法やスタイルで意識、イメージした程度で進む領域ではないのです。世間では、何かをイメージしたり、先生と言われるとてもありがたい方から伝授されるだけで「何かを会得出来る!」というのが・あ・る・そ・うですが、慧真導気功術は、そんなに甘いものは、基本的には教えていません。ただ、どうしても!と言う希望者が生徒の中にいれば、お授けするかもしれませんがね? 勿論!…たかーい、たかぁーい伝授料を申し…受けますがね!
知らないとはいえ、ごきとく!その程度の気はもともと誰にでもあるのにね…何十万も支払うとは?…お金持ちだなぁ??
前記したことは、決して嘘だと言っているわけではないのです。気功術を取り扱う際には、このイメージや意識の確立は絶対的に必要な行為なのです。
しかし、その人の取り扱う気の領域が変われば、当然、この意識行為自体の方法論が変わらなければ成り立ちません。
勿論、外気功における初段階では、この程度の意識コントロールでも驚くようなことを引き起こすことも可能です。例えば、手技療法などで俗に言う「気あて!」を行う場合、同じ気でも意味が理解出来て気を操作しているのと、意味も分からずただ気を当てているのでは、まったく意味が違う!
中には、効果があるからというだけで意味も理解せずに気を扱う治療家もいることでしょう。
しかし、今回も前回も効果が出たからと言って“次もうまくいく”とは限らない。むしろ、大失態を導くかもしれない。
この、表現が理解出来る人は外気功術のセンスがとてもあるでしょう。これらのことが理解出来ない人は、決して他人に気をむやみに当ててはいけない。
“意識がすべてに優先される” と言う言葉は、知っている方もいるでしょう。しかし、ここで使う “すべてに” が、まずは第一関門である。ここをどこまで、 また、どの領域まで “優先” させるのかが問題になるのである。
詳細は、文字にすると永遠に書き続けることになりかねないので興味のある方は教室で学んでいただくしかない。
しかしながら、生徒の皆さんには、今のあなた方の生活を課題にすると良いでしょう。また、レポートなども積極的提出していただけると、皆さんの疑問にも分かりやすくお答えやすいでしょう。同時に、どんどん練習もしてくださいね。
頭で解決しようとしないでくださいね、何も出来ない人になりますからね!