もし私が誰かに、「体にゆがみが見られますね」と言われたら、とても驚いてしまいます。また、「その問題は、体にある歪みが問題ですね」などと言われても、とても戸惑ってしまいます。
なぜかと言いますと、体のゆがみという言い方も体の歪みという表現も、何を意味しているか分からないからです。
私のシモザワ整体院でも、「体のゆがみ」という言い方はしませんが、「体の歪み」という表現はします。しかし、他の方々と言葉の意味(内容)が違い過ぎると思われます。体の歪みとは、体のある状態を示しており、その体が起こした問題と直接または間接的に関わっています。
シモザワ整体で使う体の歪みとは、体の各部分に現れた筋肉や骨格のある状態を示しており、その部分の歪みの生れ方にはそれぞれのプロセスが存在しております。
つまり、歪みの生まれ方の真逆の行動を起こせば、その歪みは小さくなるか解消されていきます。ですから、歪みの状態を具体的に正確に把握することが、次の問題を解決するプロセスに直接的に関わってきます。そのことは、歪みに対して正しい解消技術が使用されれば、その瞬間から体の問題は解決へと向かいます。
その変化のスピードは、早いものであれば数十秒から数分で体の変化を確認することが出来ます。また、治らないとされているような難しそうな体の問題も、この体の歪みの分析が正しく行うことが出来れば、数分の施術から確実な効果が表れてきます。そして、その歪みの解消と共に、体は大きく変化していきます。
ここで使われている「体の歪み」とは、単なる健康法的な位置づけではありません。科学的な論拠を基に、具体的な分析と問題解析に繋がっていかなければ、まったく意味をなさない言葉となってしまいます。そのくらい重要な言葉としてシモザワ整体では使用しております。私がこの言葉を使う時、体の問題の解決は近づいているとも言えます。
2016/6/15